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*麒麟往く
2006 / 11 / 30 ( Thu )
kirin03.jpg

そいつは踏まずに往きました。
若い心も
僕さえも…。

悔しくて
悔しくて
悔しいから
僕は自分で自分を踏んでやりました。
何度も
何度も
何度も
何度も

踏むたびに盛り上がるこの土の下に、
一体何が埋まっているのだろう。

やがてこの場所に、花は咲くだろうか。
僕が踏み固めたその土さえ退けて、
美しい花は咲くのだろうか…。


帰り道
冷たい空に浮かんだ月が
そっと教えてくれました。
「咲かせるのは、お前だろ?」

固く盛り上がった土の上に
僕はひとつ
蒔きました。
美しくなくていい。
愛でられなくていい。
ただ懸命に
不器用に
土をかき分けて
泥だらけの花を咲かせる
そのための種を。
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22 : 48 : 09 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
*明後日の麒麟
2006 / 11 / 28 ( Tue )
kirin.jpg

自分のイメージが不完全なうちに
教えを受けたから
僕の思考は新しい生き物を生み出す。

金曜の夜に始まって、月曜の朝までも
時間を喰いつぶすその獣は
草を踏まずとも僕の思考を踏みつけて
大きく大きく膨れ上がる。

何が正しくて何が間違っているか
何が本物で何が偽物か
分からなくなる。

鹿の体に馬の蹄、
狼の額に一本の角、
でも瞳だけは
僕が知っている瞳。
ちぐはぐな論理と
すり替えの中に浮かぶ
けがれない漆黒の瞳。
哀しみを宿したその瞳を見つけて
僕の心は少しだけ安堵する。

麒麟よ、踏むなら我を踏め。
決して若き心を踏んでくれるな。
麒麟よ、踏むなら我を踏め。
お前の痛みは知っているとも。
お前を生んだのは紛れもない。
僕の弱さと優柔だから。

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20 : 06 : 35 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
*がんばりやさん
2006 / 11 / 25 ( Sat )

手すりの下で
もの言わず支える象を見た。

ホントに支えられるなら、
言葉なんていらないさ。

そいつが教えてくれた。
変わらない、無言のままで。

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22 : 24 : 31 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
*携帯置いて出かけよう
2006 / 11 / 25 ( Sat )
keitaioite.jpg

携帯置いて出掛けよう。
ささやく自然を聴くために。

カメラも置いて出掛けよう。
自分の瞳で見つめるために。

マフラー引っ掛けて出掛けよう。
心にかかった荷物は置いて。

木漏れ日が優しくて
嬉しくなる。

蒼い空がさそうから
顔をあげたくなる。

風が澄んで
本物を選り分ける。

携帯置いて出掛けよう。
ほら、世界はこんなにも美しくて。
ほら、世界はこんなにも輝いて。
ほら、君はそんな素敵な世界の一部だよ。

さあ、携帯置いて出掛けよう。
何よりも確かな、今を生きるために。
誰よりも鮮やかな、明日を見つけるために。

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11 : 42 : 16 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
*いません
2006 / 11 / 23 ( Thu )
imasen.jpg

アッパーな曲で上げながら一仕事
急な来客に思わず答える

「いませーん!!」

オイオイ、ネタじゃないんだから…。
いそいそとドアを開ける。
神妙な表情でもう一度仕切りなおし。

「どちら様ですか?」

というより僕こそ何様なんだ。
どうやら訪問販売。
神妙な表情でもう一度仕切りなおし。

「ありがとう。でも要りませんて。
        さっきも言った通り。」

そう、通りを歩きながら、
あなたが今訝しく思っている通り、
僕が最初に言ったのは「いません」です。
ごめんなさい。悪気はないんです。



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12 : 16 : 04 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
*哀しきまいご
2006 / 11 / 20 ( Mon )
straychild.jpg

岸知らず
浮かべた小舟
水辺のまいご

心知らず
傷つけた過去
想いのまいご

春を待たず
蒔かれた種
時のまいご

土知らず
アスファルトに眠る
哀しきまいご

あの人の
幸福な大団円
書き綴って頁を閉じる
物語のさいご

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10 : 58 : 34 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
*手加減なんてしてやんねえ
2006 / 11 / 20 ( Mon )
makeallowances.jpg

本気でぶつかってこいや。
他の大人が手加減しても、
俺は手加減なんてしてやんねえ。

本気で夢を追えや。
他の大人が口出ししても、
俺は口出しなんてしてやんねえ。

てめえが正しいと思うんなら、
どこまでも、
どこまでも、
どこまでも貫け。
俺が壁になってやる。
俺が見ててやる。
俺が一緒に泣いてやる。

本気で泣けや。
他の大人が知らんふりを通しても、
俺は知らんふりなんかしてやんねえ。

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06 : 48 : 36 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
*明日
2006 / 11 / 19 ( Sun )
tomorrow.jpg

そんなにきれいなものばかりじゃないさ。
生きているなら
生きているから
だから
時に人は誰かを傷付ける

そんなに醜いものばかりじゃないさ。
生きているなら
生きているから
だから
時に人は誰かを愛することができる

大丈夫
あなたが懸命なのは
分かってるんだ

大丈夫
あなたが真剣なのは
伝わってくるんだ

だからおやすみ
明日のために

明日はきっといい日だよ

明日はもっといい日だよ

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09 : 33 : 00 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
*いつかかえるその日まで
2006 / 11 / 12 ( Sun )
baton.jpg

やがてその日はやってくる。
誰にでも、
その日はやってくる。

分かるとは言わない。
嘘になるから。
でも、
分かりたい、
それだったら嘘にはならないよ。

歩き疲れたら、
休んだっていい。
重くなったら、
手離したっていい。

でも、
そのバトンだけは、
離しちゃだめだ。

僕が持てるものは、
一緒に持とう。
でも、
そのバトンだけは、
あなたがしっかり
持っていなさい。
いつかかえる、
その日まで。
それを持てるのは、
あなただけなのだから。
意味がないわけない。
そのバトンを持っていることがすでに、
誰も曲げることのできない、
誰も壊すことのできない、
大きな大きな、
大きな意味なのだから。
あなたにとって。
そしてあなたを取り巻く全ての人にとって。
この醜くも美しい、世界にとって。

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10 : 51 : 27 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
*nonsense
2006 / 11 / 05 ( Sun )
nonsense.jpg

「好きになっていいですか」
そんな質問は
「生きていていいですか」
と聞くぐらいナンセンス。

思いのままに、
感じるままに、
それでも届かないから、
僕らは時に隠すんだ。

「全然好きじゃないですよ」

溢れるぐらい、
泣きたいぐらい、
それでも伝えきれないから、
僕らは時に笑うんだ。

「大丈夫。何とかなるさ」

思いのままに、
感じるままに、
隠しても隠しきれないから、
僕らは真実を選び取る。

「あなたのことが好きです」

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09 : 20 : 35 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
*僕は人間でいたい
2006 / 11 / 04 ( Sat )
ahumanbeing.jpg

「なんとかなるさ」と前を向いて、
「バカだなぁ」って笑い飛ばしてやりたい。

「やれるだけやってみろよ」と大きく構えて、
「大丈夫だよ」って笑っていたい。

「大したこと無いさ」って飄々として、
「心配すんな」って肩をたたいてやりたい。

「本気でやれよ」って熱くなって、
「できたじゃないか」って泣いてやりたい。


僕は暑苦しいくらい、鬱陶しいくらい、人間でいたい。

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20 : 48 : 51 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
*墓標
2006 / 11 / 03 ( Fri )
gravepost.jpg

光を失うことのない
澄んだ青を
そこに埋めました。

優しさを取り除いて
土をはらって
そこに埋めました。

やがてしっかりとした根は
鳥たちを休ませる
立派な梢を生むでしょう。

やがて時を経た根は
人を守る木陰を生むでしょう。

歩くことができたなら
その墓標が見えなくなるまで
ゆっくりでも
前に進むことができたなら
またきっと走リ出せる。
少しだけ
強くなって。
少しだけ
優しくなって。

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07 : 44 : 03 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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