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*花
2005 / 07 / 28 ( Thu )
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ニュースに目を背けたくなる時代だから、
時にはこんな話を…。

人類学者,ラルフ・ソレッキ教授は
北イラクのシャニダール洞窟を調査しました。
数万年前のネアンデルタール人の遺跡を発掘したのです。
そこで教授は人間の心の起源ともいえる
ものを発見しました。
 一つはネアンデルタール人が
埋葬されていたということ。
そしてもう一つは,そのかたわらの土を
分析したら,花粉が出てきたこと。
 四万五千年前の地層から見つかった一号人骨。
この人物は目や右腕が不自由で,
狩猟に参加するのは難しかったらしいのです。
洞窟の中で仲間に食料をもらいながら
生活していたのではないかと考えられました。
これは他の動物には見られない行動
(命を利害関係でとらえない)です。
 この一号人骨から
さらに数メートル掘り下げた地点に,
埋葬所が見つかりました。
体を曲げた状態で埋葬された人骨が発見されて,
四号人骨と名づけられました。
そして周囲の土を分析したところ,
大量の花粉が見つかったのです。
洞窟の中で,自然の状態で花粉が落ちるはずはなく,
人為的に持ち込まれたことは明らかでした。
 この二つの人骨の発見は,
死者を悼み,美しい花飾りを添えて埋葬するという儀礼の
最初の発見として人類学では有名なエピソードです。 

 僕ら人間の「心のはじまり」って言ったらいいのかな?
弱者への思いやりや死を悼む心。
六万年前の遺跡から出てきたものは,
優しくてあたたかい、「心」だったんだね。
このエピソードを初めて知ったとき、
何だか嬉しくて、嬉しくて涙が出ました。
あたたかい涙を流しました。

ニュースに目を背けたくなる時代だから、
時にはこんな話を…。

(参考:驚異の小宇宙・人体Ⅱ「脳と心」NHK出版)
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